久しぶりに体重を測りました
3月の気絶事件。「トンカチ頭痛」とあだ名をつけて呼ぶことになった、激烈な三叉神経痛に見舞われてのことでしたが、残念ながら未だせっせと朝晩のカルバマゼピン錠は飲まないとやっておられません。
少し睡眠が不足すると、後頭部の違和感とか、瞼の痙攣とか、怪しい状況になって、最近は右側の後ろ首筋がズンと痛い。終わらないんでしょうかね、これ。いつ終わるのー。
その時、一時的でしたが食事どころではなくなって一気に5キロも体重減を経験したのでした。これには驚きましたね。この生まれついての食いしん坊が、食欲が無くなるなんて嘘としか思えなかったです。恐ろしくなり、なるべく無理にでも食べていたつもりでしたが、「体重ってあっさり減るんだな」と、その時は思いました。
きっと食べていても、痛みを堪えていた間は全然栄養にはなっていなかったんでしょうね。吸収できていなかったというか。
カルバマゼピンという薬を飲むことで、ハンマーでガンガン叩かれているような痛みがほぼ無くなり、それにつれてしっかりごはんも吸収できてきたせいなのか、これまたあっさり体重は戻ったのでした。このあたりのブログで「戻った」って書いてますね。
が・・・回復期間の「健康維持のために無理にでも食べよう」という気合がいけなかったのか、本日、改めて測ってみたらプラス7キロ!つまり±で結果2キロ増という状況になっていましたよ。
軽肥満となり、内臓脂肪が増えていましたね・・・筋肉量に増減は無かったです。体組成計が想定する年齢も、実年齢よりも1歳お年上になっていました。オヨヨ。
道理で、お気に入りの夏のリネンパンツが昨日穿いたら腰回りがちょいキツめ。あああ・・・ゆるゆるになって超楽に穿けて嬉しかったのに、短い間だったね!何だかゴメンね!きつくなって、また苦労掛けますね!という感じです。
コレステロール血症の薬も飲んでいないから💦土日に限っていた甘味類も、酷暑にアイスが食べられないなんて無理だ、ということで平日も解禁していたので、そりゃ簡単に体重も増えますね。(今も必需品クーリッシュを食べながら書いてます。)
そんな時に拝読したのが、こちらの作家・真梨幸子先生のブログ。タイトルは「肥満は悪?」です。一部引用させていただきますと;
私、思うんですけど。
太るって、実は、健康の証しじゃない?と。
太るメカニズムを見ると、太るにはある程度健康でないといけない。
体力がないと太れないんです。
その証拠に、例えば糖尿病も悪化すると、激痩せしてきます。
癌も激痩せの代表格ですね。
あと、認知症の代表格アルツハイマー病も、罹患している人は痩せている人が圧倒的に多い。
認知症になるから痩せるのか、痩せたから認知症になるのか、その因果関係は今のところ解明されていませんが、いずれにしても、認知症の人は痩せています。
つまり、50を過ぎて痩せ始めたら、それは健康的には赤信号。
それがダイエットによる「痩せ」だとしても。
私もね、そう思います。健康を回復するにつれて増えてきた体重。どう考えても、この先生の書く通りですよね。体力がじり貧になったら太ってなんていられません。
「長寿の人は小太り」だと聞きますしね。以前も書いたと思いますが、実母がイノシシのようにめちゃ元気な人で、あんなにパワフルな人間はあまり見たことが無いですが、その母は、私が幼少期からずーっと小太りでした。何をやってもコレステロール値が下がらず、諦めて放置。結果、石ができて胆嚢を取る手術は受けましたが、今も健在ですからね。
一方、7年前に亡くなった父は、ガン&糖尿病を患って以来、かなり細くなりました。身長は180㎝以上あったはずですが、体重は50~55㎏程度だったのでは?手足が特に細くて、脂肪などどこにあるのかなという感じ。晩年、「私の脂肪を分けてあげたいなー」「いくらでも貰ってあげる」等と会話したことを思い出します。
ヨーロッパの名のある絵画を見ても、貴婦人たちや、美しいはずのヴィーナス、マリア様だって脂肪がぽちゃぽちゃついてます。そのぽちゃぽちゃ状態が、当時は健康的で美しいと評されていた証拠のように思いますね。
・・・ということで、元々ぽちゃぽちゃしていたところに更に2キロ増えてしまったのですが、今のところまだ頭痛も消えていないし、無理には痩せようと思っていません。せっかく着られる服が復活していたので、それは残念なんですけれどもね。
ここまで私が太れたことで、家族もホッとしているみたい。ただ、数字を見て我に返るといけないので、体重は教えないでおきます!