マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

トンカチ頭痛、痛みが移動する不思議

痛みのスケールは確実に

 もう9月に入りましたね。「トンカチ頭痛」と名付けた激しい頭痛に見舞われ、気絶してから今月半ばで早半年になろうとしています。まだ三叉神経痛の薬・カルバマゼピンは朝晩1錠ずつ飲まねばやってられませんけれども、顔を出す痛みは、スケール感で言ったら確実にコンパクトになってきていると思います。

 ただね・・・不思議なんですが、痛みの位置は頭周辺で刻々と(という程でもないか)移動し続けています。おもしろいものですよね、ちょっと辿ってみましょうか。

  1. 左後頭部:気絶する1日前、そして気絶した時の激痛はここでした。「血管が切れたとか詰まったとか、絶対に器質的に何かあるはず」と考えましたが何も無し。えー嘘でしょ!でした。痛みスケールは10の内8~9でしょうか。
  2. 右後頭部:数日したら、痛みは左から右の後頭部へと移動。左の後頭部からはきれいさっぱり痛みが消えてしまい、信じられなくて何度も押してみたのでした。痛みスケールは8前後。
  3. 右半球(3次元):これまでのドカーン、ドカーンと叩かれてその度うずくまるような痛みから質が変化し、頭の中の配管工事が始まったように、神経に沿ってカンコンカンコン叩かれ始めたように感じました。痛みスケールは6~7だったのが徐々に3~4に。痛みの位置は右耳の奥、右寄りの頭頂部、右側のこめかみ、その3点を結ぶ神経のネットワークが順番に丁寧に叩かれ続けているようでした。頭の中の神経のつながりの仕組みがこうなっているんだな、と細かく分かるような気がしました。
  4. 右側面(2次元):継続的にあった痛みが、間欠泉のようにいつ来るのかな?と変化してきました。薬が切れそうな時に一瞬ビリッと表面的に電気が走るような形に。痛みスケールは3~4なのですが、痛む箇所は頭頂部からこめかみを通って顎にかけての2次元になったというか。その瞬間は痛いけれど、いつ痛みに襲われるかという不安感は減り、ヤバそう、けど薬が手元にない!という時は、飴を舐めたりチョコレートを食べたりするとやり過ごせるような気がしました。
  5. 右うなじ:痛みが頭部から降りてきて首に。より強く感じやすい箇所なのか、痛みが来る時はズンと重く、スケールで4程度に感じました。それまで薬の服用が少なすぎたとの反省から(1日で1錠)、大人の通常量(1日で2錠)に増やしたところ、痛みを感じる回数がぐんと減りました。
  6. まぶた:痛みが来る前に、前兆として瞼が重くなってくる感じはずっと付随してありましたが、瞼の痛みというよりも違和感を覚える程度になってきました。(以前、眼瞼ミオキミアだと思っていたのも、関係あったんでしょうか?)

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 現在は薬が切れそうになると「まぶたが変だよ~」の日々はまだ続いているのですが、今朝、新規の事象が。左の眼球表面だけ、ピリッと痛みが走ったのです。でも、痛みスケールで言ったら1~2程度のことです。

 当初の痛みが、大花火の三尺玉がドッカーンドッカーンと打ち上げられていたとすると、線香花火がチロチロしているぐらいのものです。

 ここまで治ってきたのは本当に喜ばしいですよ・・・😢😢😢この回復ステップが続いて完全に良くなってくれますように。そのためには「良く水を飲んで、良く寝て、負荷を掛けずに」とお医者さんに言われた通りに過ごさねば。そして!カルバマゼピンを無事に卒業したいですね。