マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

右背中が痛い・・・たぶん胆石です

三叉神経痛のお次は

 よくもまあ、次から次へとモグラたたきのように不具合が出てくるものですが、年齢を重ねていけば人間だもの、致し方ないことでしょう。でも、まだ還暦少し前。もうちょっと控え目にお願いしたいところです。

 さて、数日前から右の背中、ちょうど肩甲骨の下あたりが疼いておりました(10のスケールで言ったら2ぐらい)が、昨夜、プランクの姿勢で「痛い!」とハッキリ疼きが存在していることを自覚しました(瞬間的に4)。痛くて声が出ましたからね。

 今朝、起きても、残念ながら背中の疼き(2ぐらい)と共に、放散痛らしき右首筋の張りがありました。

 これは、あくまで救急車を呼ぶほどの疼痛発作とは全然違います。ただ、ずーっと何か痛みの持続的な刺激があるんですね。疼きってそんなものです。

 土曜から日曜日にかけての夜、3時間寝たところで目が覚め、ちょっと書きかけのものを仕上げてしまおうと書き始めたら、とたんに三叉神経痛がビリビリと一撃をくださったので、慌てて塩飴を舐めて(黒砂糖でもハチミツでもチョコレートでも・・・感覚的に食べると良いっぽい)薬を飲み、布団にUターンして寝ました。トータル7時間寝た後は、お陰様でビリビリも無事に引っ込んだんですが・・・。

 その時、三叉神経痛に気を取られていたフリをしていたのですが、やっぱり疼きもありましたよね。「気のせい気のせい」と自分を誤魔化している間に引っ込んでくれたらよかったのに、まだあります。はあ、どうしよう。

 今は三叉神経痛の方に意識が向いているので、胆石症は寝ていてくれたら良かったです。石の溶解に良いという、これまで飲んでいなかったコーヒー(デカフェだけど)と、ウルソデオキシコール酸の入った胃腸薬を飲み始め、真面目に取り組んでいたんですけれども、そうですか、やっぱり痛くなりましたか。

 実は、コレステロール値を下げる薬はずっと飲んでいません。そこですよね。なんだあ、わかってるじゃないの!💦

 3月の気絶以来、

  1. 三叉神経痛の脳神経内科医、
  2. 喘息の呼吸器内科医(主治医)、
  3. 慢性上咽頭炎の耳鼻科医、
  4. 甲状腺の専門医

・・・に行くのだけでも、いつ三叉神経痛が始まるかと冷や冷やしながらでした。

 そこに、最近自業自得ながらちょっと膝痛も出てしまい、なるべく⑤膝の専門医に戻る事態にしたくない(自費診療なので)から歩かないようにするニーズも出来。あおりを食ってサボりを決め込むことになったのが、⑥胆石症の内科医受診ということになります。

 当然、コレステロール血症の薬はもらえていません。そのバチが当たりましたね!

 これだけあると、餅は餅屋だとは思うものの、誰かまとめて診てくれないか・・・と思いますね。内科が多いのだし。そういう訳にも行かないの?もっと老人になって体力が無くなったら、本当に医療機関巡りだけでヘタりそうです。

⑥はハードルが高い

 この疼き、今週金曜日は②の主治医の診察日なので、その日に相談します。

 え?なぜ⑥に行かないのかって・・・なんでこんなにハードルが高くなっちゃったのか、やっぱり診察時に飲まず食わずで行かなきゃ!と思っているからでしょう(エコーで胆石をきれいに見るため、そうしろと言われました)。

 そ・れ・と・・・前も書いたと思いますが、他の医者は石を溶かすウルソを出しているけれど僕は反対!とか、発作時以外に「疼く」と患者が良く言うのは嘘っぱちだと思っている、みたいな事を仰る先生なので。(ええ?じゃあ私が最初にそちらを受診したキッカケが否定されちゃうけど?疼いたおかげで大きな胆石見つかりましたよね?矛盾しますけどね?)と内心思いました、言わなかったですけど。

 総合して、⑥は、患者の話を聞きたくないお医者様なんだなあとの印象を持ってしまいました。付き合いの長い②の主治医の先生とは大違いです。

 それで、②の先生にご紹介いただけそうなのが、「体外衝撃波胆石破砕療法(ESWL)」という治療をなさる先生。三叉神経痛でそちらの話が頓挫していたので、今度こそ!お話をちゃんと聞きに行きたいです。私の場合、適応か不適応かまだ不明なので、とにかく適応だといいなあと祈るばかりです💦

胆石症ガイドの変更点は🍺

 そうそう、日本消化器病学会が編集した「患者さんとご家族のための胆石症ガイド」がちょっと変わっていました。以前、ブログで引用させていただいた時は無かった記述が・・・目ざとく見つけてしまいましたよ。

https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/pdf/05_tansekisyou.pdf

 「Q7:胆石症を予防するにはどうしたら良いのでしょうか?」について、「胆石症の一次予防・胆石の形成を未然に防ぐ目的」の最後に「9)適度のアルコールやコーヒーは胆石形成を抑制する作用があります」と書いてあるじゃないですか・・・アルコールは、以前のバージョンには書いてなかったですね。えええ!ホントに🎵

 しかし、さすがお医者様の集団が出すガイドですよ。直後にしっかり書いてあったのは「過度のアルコール(肥満の原因となるほか、胃酸分泌を亢進させ胆嚢収縮を起こす)やコーヒーは逆効果ですので注意しましょう。何事も適度が肝心です」と釘が刺してありました。

 ちなみに、続く「胆石症の二次予防・胆石ができた場合に症状をコントロールする目的」の記述がありまして、私にはこちらが大事。書いてあったのは;

  • 適度のコーヒーは有症状の胆石の発症が低いとの報告があります
  • 暴飲暴食に注意しましょう
  • 胆汁酸製剤による溶解療法が適応となる無症状の胆石ではウルソデオキシコール酸は一つの選択肢になります

・・・の3つ。これは以前のバージョンと変化なし。これを信じて、飲めなかったコーヒーを飲む毎日になりました。

 疼くのは、コーヒーが飲み足りなかったのか、それとも、最近は気が緩んで(こればっかり)唐揚げも復活させてしまったのがいけなかったのか。とにかく脂ののったお肉とかてんぷらとか、やめておきますね。