マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

膝➡股関節➡肩!痛みは巡る・・・💦

両腕を下ろした途端、右肩がイタタタタ

 近所の整形外科クリニックへ行って参りました。こちらの整形外科はお久しぶりで(5~6年ぶりだったでしょうか)、「何か大きな病気はしていましたか?」と受付で聞かれ、この3月に三叉神経痛を発症したので、これまでの薬に加えてカルバマゼピンを追加で服用中とだけ伝えました。

 今年7月末に酷使してぶり返してしまった膝痛は、他の専門クリニックにお世話になりましたし、股関節痛はやっぱり診察されるのには抵抗があって自分なりにハメて運動で何とか誤魔化してきました。どちらも整形外科の領分だからこそ気まずくて、あえてお伝えしませんでした。良くない患者です。

 さて、それで今回は何が問題だったかと言いますと、肩です。上腕部というか。いわゆる「五十肩」でしょうね。薬局で「どこか痛いのですか」と聞かれて「五十肩で」と答えたら、薬剤師さんのお顔がほころんでウフフフフと。皆さん通る道なんでしょうね。アラカンなのに、五十肩と言うのも多少気が引けますが。

 それにしても、痛みが巡っている感じです。膝スタートで股関節、そして肩へと。右肩が痛いのは、やはりこの夏から秋は右手で杖を突いて負荷がかかっていたからでしょうか。ひとつバランスが崩れると、こういうことになるんですね。

 肩痛のきっかけは、月曜日の夕方、ウフフフフと笑った薬剤師さんのいる薬局で上着をはおろうとして、ズキンときてイタタタタ・・・となったのでした。その日は、例のトンカチ頭痛(三叉神経痛)の受診日だったので、カルバマゼピンを頂きに行っていたのです。

 クリニックの先生は、これから寒くなるから神経痛には良くない時期なので今は減薬は無理そう、「春になったら相談しましょう」とのことでした。

 話を肩痛に戻すと、アスピリン喘息患者としては、どうせ湿布も貼れないし、鎮痛剤も大したものは飲めないと分かっています。整形外科は行っても安静にするしか仕方ないかなあ、これ以上通院先を増やしたくないしね・・・とグズグズ考え、なかなか行く気になりませんでした。

 でも、腕が挙げられなくなったら困りますから、やっぱり痛みの原因ははっきり診断していただかないと!と思い直しました。

 レントゲン検査の結果は、骨に異常はないと。診察では、自分でも痛い時は痛いのだけれど、痛くなる態勢を避けていたからこそ、どこが痛いのかボンヤリとしか指示できずじまい。情けないものです。

 そうしたら、お医者さんが両腕をバンザイしてと。そろそろと、腕を挙げることはできます。ところが、急に支えの両手を離されて私の腕が落ちた時、右肩の丸い部分のすぐ下がイタタタタ!となりました。右肩の三角筋の一部に炎症が起きたのだろうとのことでした。肩のギックリみたいなものでしょうか?(エコー検査はしないのかな・・・要らないの?)

 処方箋にはロキソニンテープと鎮痛剤の・・・何だったか、どちらも私はNGの物が示されてあったので「アスピリン喘息なので、前回腰痛(ギックリ腰)で処方していただいたロキソニンテープも、使わないでくれと薬局から電話がありました」とご報告。「あれあれ、じゃあその代わりに前回は何を使ったの」と聞かれたので「何も使えませんでした」と答えました。確か、保冷剤で冷やしたぐらいだったのですよね、悲しいことに。

 先生は「じゃあ、これを使おう」と、何か新手の湿布を指示して看護師さんが肩に貼ってくださったものの・・・待合室で待っている間に、また看護師さんがやってきて「これもだめだそうです、ゴメンなさいね」と剥がしてしまいました。ああ、やっぱりね・・・どうせ何も使えないよね、と諦めて思いました。

 しかし、です。すっかり諦めきって「肩の筋肉の炎症だと診察していただければ十分なので、お薬はどうぞお構いなく」と言おうとしたところ、「湿布の代わりに塗り薬を出しておきましたので、せっせと塗ってくださいねー😊何か問題があるようでしたら止めてください」と看護師さんが言うじゃないですか。「ええ?塗れるものがあったの?」と少々驚きました。

 処方されたのは、ゼスタッククリームという軟膏。三笠製薬製造販売の経皮複合消炎剤とのことで、私は初めましてでした。

ゼスタッククリーム | 三笠製薬株式会社

 含まれているサリチル酸ってアスピリンに化学構造が似ているって聞きました。添付文書には「サリチル酸に対し過敏症の既往歴のある患者」が禁忌と書いてあり、使って大丈夫なのかと一抹の不安があります。でも、ネットで見た限り、アスピリン喘息患者が使用しての発症例は報告されていないようでした。(スマホでどこかの薬剤師会のHPを見たのでしたが、どこでしたっけ・・・💦)

 それから、別の薬剤師さん向けのサイト(【アスピリン喘息】「禁忌薬」と「使用できる薬」のまとめ | KusuriPro-くすりがわかる!薬剤師ブログ)を拝見したところ、ゼスタッククリームはダメだとは書いてはありませんでした。大丈夫っぽいですね(ところで、このまとめはとても参考になります。ブックマークしました)。

 それに、軟膏だったら皮膚に塗るわけですから、一番影響が出にくそうです。

 ということで、お風呂上りに指示通り、指3本幅の分を左手に出して、右肩にぬりぬり。「クリームの白い色が消えるまで、よくすり込んで」とのことで頑張っていたら、左肩には無い、ぽってりした部分(腫れ)が右肩にありました。これが引かないと、痛みは続くのでしょうね。

 塗ってしばらく経ちましたけれど、喘息に影響は出ていません。安心して、寝ましょうか。明日は痛みが減っていますように。股関節も、膝も、痛みが戻ってきませんように。

 おやすみなさいー。