マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

1日の中でのアップダウン、バスに救われました🚌

合唱祭、無事に出演しました

 週末の自治体の合唱祭、当日ドタキャンも倒れもせずに無事に参加し、3曲歌ってきました。まずはホッとしました。

 出演直前の舞台袖では、緊張のあまり「どうしよう!」と口に出してしまいました。そうしたら、ベテランのソプラノさんがそっとやってきて「は~い、深呼吸、深呼吸」と言いながら、一緒にスーハーしてくれました。優しいです✨✨

 緊張すると「そんなにがならなくてもいいのに・・・」というくらいに声が出てしまう癖があります。なぜかと言いますと・・・

  • 舞台上では、会場に声が吸い込まれていくようで、まわりの仲間の声が聞こえにくい
  • 自分の声でさえも聞こえないような気になりますが、これは極度に緊張しているせい

・・・そのせいで、「自分は全然声量が足りない」ような気になって、必要以上に声を張り上げ、大きく歌ってしまうのでしょう。

 今回、どうだったかはよく分かりません。とにかくアドレナリンは全開で歌い、使い果たしました。よくおぼえていませんが、出演後の先生のご機嫌は悪くなかったので、まあまあ悪くない出来だったのでしょうか?今回は睨まれずに済みました😅

 そうそう、杖について。合唱祭ともなると、知らない人たちとも更衣室をシェアしますし、会場での移動なども素早く動かねばならないということで、杖は邪魔になるばかりだなと、思い切って持たずに参加しました。

 多少痛くても1日ぐらい頑張れる!翌日しっかり休ませれば大丈夫!と。おかげさまで、その後も膝は腫れず・・・少し股関節が疼くぐらいで大丈夫でした。

 旅先で既定3倍オーバーで連日あちこち歩き回り、古傷のある膝を酷使して腫らしてしまってから3カ月。ようやく落ち着いてくれたようです😊😊😊長かったー。杖、助けになるけど邪魔にもなりますからね、使わなくていいならそれに越したこともありません。

舞台前後の、ポンコツならではの話

 合唱祭の日は、本来なら、午前中の早い時間にホールロビーに集合、客席の席取りをして、指定された順番にリハーサル。お昼ご飯を食べて、午後に合唱祭が始まります。

 客席で他の団の皆さんの熱唱に耳を傾けつつ、休憩など合間に衣装に着替えて、舞台袖に集合してさあ本番!歌ったらまた客席に戻って皆さんの歌を・・・という流れでした。

 その間にも、受付係、会場係など、役目を請け負った方はくるくると忙しく働いておられました。

 私と言えば・・・本番は夕方近くなので、朝から家を出て会場に行ってしまうと体力がとても持ちません。ポンコツの悲しさ、恥ずかしながらそう判断して、本番辺りで電池切れで動けなくならないように、お願いして本番ギリギリの時間に会場に行って団の皆さんと合流させてもらいました。

 当然ながら、何の係もお引き受けできませんでした。情けない。

 ウルトラマンはカラータイマー3分でしたか、私の場合は機嫌良く、体調良く外出していられるのは、まあ6時間ぐらいですね。今回は、ホールまでの往復時間3時間を引くと、正味3~4時間。具合が悪くなる前に、体調の良いうちにサッサと退散するしかありませんでした。

 付き合いが悪いと思われても仕方なく💦実際、「私は全部参加することにしているわ」と言われたこともありますが、打ち上げは、まずゴメンナサイ。情けないけど仕方ない!あきらめよう!それしかないですね。

行き帰りのバスの中で

 ホールまでは、バス🚌で行きました。電車でも行けますが、長時間並んでもまず座れませんし、杖が無ければ立っている時のカーブなどは膝の負担になります。体力消耗を防ぐためには🚌が一番。

 その行きのバス、当日はやっとのことで座っていました。急激に具合が悪くなったのです。

 家を出た頃には、大丈夫、ちゃんと色々と薬も飲んだし、頑張れると考えていました。ところが、薬を飲んだばかりでバス停までセッセと歩いたせいなのか、どうしよう!困った~と、外出を後悔する程、気分が悪くなってきました。

 何が悪いのか、どうしたらいいのかも判然としません。とにかく気分が悪い。内臓がギュッと固まってしまったような感覚で、吐くまではいかなくても危ない感じでした。イレウスの時に似た、お腹カチンコチンの感覚です。

 こうやってお腹の具合が悪くなり、ついでにトンカチ頭痛も始まったらどうしよう、さらに咳でも出始めたらもう「詰み」じゃないかと、頭の中でアレコレ心配が膨らみました。

 よく、霊能者の方が亡くなった人の当日の行動はこうでしたよ~と話す時に、「ああ、この方、朝から気分が悪かったんですね」とおっしゃるのをテレビで見たことがあります。それをバスの中で思い出しました。

 やっぱり亡くなるぐらいだから、具合悪くても当たり前でしょうね、とテレビを見ていたのでしたが・・・自分の身の上に今日、それが起こらないでほしいと祈りました。

 考えたのは「舞台上で倒れたりしたらどうしよう」ということでした。やっぱりトンカチ頭痛も治りきっていないのに、参加するなんて失敗だったかなと真剣に反省しました。

 そうこうするうちに、私はバスの中でウンウン苦しみながら眠っていました。ところが、終点のバス停で目覚めたら、あら?なんかサッパリしている?大丈夫っぽい・・・💦ということで、生きるか死ぬかぐらいに感じて汗だくになっていたのに、不思議に普通に動けるようになっていました。

 なんだったんでしょうね。短時間でも寝たことで、脳から何か洗い流されたのでしょうか?こんな短時間で?

 帰り。舞台でアドレナリン全開、エネルギーを使い果たしていたため、またバスに乗って爆睡しました。ぐったりと、また動けないくらいでしたが、眠ったことで体調が改善したのか、大騒ぎせずにちゃんと家に帰れました。

 やっぱりポンコツにはバスですよ。本当に助かります。

目指してきたのは「人種のるつぼ」日本?

 ところで最近、運転手さん不足で、本来の時刻表に載っていても来ないバスがあります。つくづく思うのは、運転手さん、介護士さん、看護師さんを含め、エッセンシャルワーカーの待遇を良くしてほしいということですね。

 若い彼らは健気に働いているのに、年寄りの議員ばかりの懐にお金が入るようになっていて頭に来ます。

 「国会議員の歳費は、選出されたエリアの介護士の平均賃金と同じとする」という法律ができてほしいです。議員さんは年4000万円なんて世界的にも貰い過ぎですし、こうしたら介護士さんの給料がアップして人不足が解消、質も上がりますよね。

 報道を見ていると、介護士や看護師などエッセンシャルワーカーの人材については、日本は海外に頼ろうとしているように見えます。(でも、目論見は外れて日本は魅力に欠け、他の国が選ばれるようになっているそうですが。)

 その他、明らかに若い人たちが子どもを育てにくい社会を作り上げてしまって方向転換もしないのを見ると、「そうか、日本人を減らして色々な国の人たちが住む、アメリカのミニチュアみたいな人種のるつぼの国に日本をしたいと与党の政治家は考えてきたのだな」と思いたくなります。それにしては、保守だとか右翼だとか・・・思想と導かれる結果は逆みたいですが。

 私は、今後もバスに乗りたいだけですけどね。