マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

トンカチ頭痛を避けるため、食べる生活

おかげさまで股関節痛・膝痛は消滅か?

 ここのところ悩まされてきた股関節と膝の痛み。色々と参考にさせて頂いたYouTube動画のお陰で、セッセと足振りや踵外側に重心を置いて歩く等の体操に励み、痛みはほぼ消えています。

 ああ~本当に良かった。やっぱりまだ還暦前、持病持ちで制限があってほぼ諦めてきたにせよ、旅に行きたい気持ちは正直残っています。それが、これまで悩まされてきた持病たちのせいでなく、膝とか股関節なんぞの痛みのせいで果たせないのでは情けないじゃないですか。

 股関節痛を軽く見るつもりはないんですけれど、それで死なないのは確か。それに、いつも自己流でスポっとはまってきた事実が「何でもないよね?」という気持ちにさせるのでしょう。しかし今回は、手こずりました。

 膝痛については、「30万円もかけて治療したんだから!」と家族から声が飛ぶまでもなく、軽々しく酷使して再発させたことを自分でも大反省しております。元々のケガが私の不注意からなのに、これ以上失態を重ねてどうするんだ、バカだよそれ、と心底思っております。

 ということで、注意にも注意を重ねて、もう昔のように駆けまわったりしちゃダメですね。寂しくとも、諦めていく事が老いというものなんでしょう。

食べる生活で太りました

 今回の股関節痛&膝痛で困ったのが体重のコントロール。膝を怪我した時に、真っ先に言われたのが「負荷を掛けないように、体重は減らしましょう」でしたが、逆に膝やら股関節やらが不調になったからこそ、エクササイズにも不便になって体重が増えるんだと思いますね。

 膝痛の時にお世話になった理学療法士さんに「朝食を抜け、フルーツとヨーグルトにしろ」という必殺技を教わってからは私には合っていたのか効果があり、体も軽くなっていました。

 ただ、そこにトンカチ頭痛(三叉神経痛)という大敵が出現。朝起きると神経痛を止めるカルバマゼピンが切れている時間です。ガーンと頭痛がやってくる前に、後頭部がモヤモヤしているうちに慌てて朝ご飯を食べて、薬を飲んでホッとする・・・という生活になりました。

 また、食べていると頭痛も来ない感じがします。お腹が減ってきたなと思ってもそのままでいると、頭の方がモヤモヤと頭痛が起こる前兆、変になってきます。脳が栄養不足を訴えているのでしょうか。

 とにかく食べるとなって、体重は増加の一途をたどっているようです(怖くて測っていないけれど)。食べたくも無いのに薬を飲むため、発作を起こさないために食べているのですから、そりゃ余計に口に入れていれば太るでしょう。

 食べなきゃいけないとなったら、ここで体重を減らすためにもエクササイズを導入したいところですが、膝痛や股関節痛があるとそうもいきません。YouTube動画を探しましたが、再発させた膝の古傷に響かず、股関節を傷めずにできるエクササイズって頭を抱えます。

 膝を付いて四つん這いになっての体操があると、もうサヨナラ~。寝転がってやるしかないですが、そうすると股関節に結構インパクトがあるのばかり・・・。

 エクササイズも禁じ手、ごはんもせっせと食べろとなると、今年の夏は太るしかなかったようです。

チョコレートを頭のエンジンにすると💦

 さらに、です。頭にガーンと来るのを防ぎ、モヤモヤを振り払って意識を晴明にしてくれるのに役立っているのが、私の場合、チョコレート。かなり速攻で役立ってくれるぐらいに「気つけ」の効き目を感じます。薬並みですか・・・いや、薬ほどじゃないか。

 でも、カルバマゼピンが手元に無い外出先では、すごく頼りになります。頭がモヤモヤしてきて「まずいかも」と感じ始めた時、すぐに口に放り込めるように、子袋に入った物を持ち歩くようになりました。

 何しろ、今年の夏も暑かったですね。そんな暑い時季でもドロドロに溶けずに持ち歩ける物はないかと探して、「ガルボ」がすっかり気に入り、外出時には手提げに欠かさず入れておくようになりました。

 それ以外にも、72%カカオのチョコレートのファミリータイプをスーパーで買い、始終食べている始末で・・・そうすると、パソコンに向かってこうやって文章を綴るのにも、頭の回転が少しは良くなって集中できるような気がします。

 トンカチ頭痛に3月に罹患してからというもの、頭の回転がどうも変。後頭部に全然動こうとしないモヤモヤの源が存在しているような気がするんです。そこにも鞭打ってしっかり頭を働かせるエンジンとして、チョコレートを頼りにしています。

 何事も、あまり依存しちゃいけませんけどね、脳のモヤモヤ部分が止まってしまうよりはいいかなと思います。

食欲の秋を前に、結果は必然

 その結果・・・ですよ。朝ご飯をしっかり食べるようになり、プラス、モヤモヤが起きそうになるたびにチョコレートを爆食いしてきた夏を振り返ると必然ですが、食欲の秋を前にして、既に太りました。

 ある日、腹部に固めの皮下脂肪がドンと存在していることにハッとしました。何かをお腹に括りつけているような、不思議な感覚があります。本来のボディーとしての感覚が脂肪までは感じられなくて、あくまで余所者がお腹の上に張り付いている変な感じがします。急に太ったから神経が追い付いていないのでしょうか。

 確かに食べていたとは思うけれど、こんなにお腹周りにお肉が付くのか!と驚愕。もしかしたらやっぱりチョコレートなんでしょうかね?脳を活性化する力があるだけでなく+短期間でガッと脂肪をつけるとは、すごいです(涙目での皮肉)。さすがに遭難時に助けになるチョコレートですよ。

 しかし、これはマズい・・・もうすぐ合唱祭で団員の衣装を着るんです。ブラウスのジッパーが上がらなかったらOMG、という喫緊の課題があります。歌う時に息を止めている訳にもいきませんし。きっと舞台に上がる前にもチョコレートはお守りで口に入れるんでしょうが。

 ということで、膝や股関節の体操以外にも、お腹周りに効きそうな体操を大慌てで復活させました。寝転がって両足を上方向に持ち上げて、伸ばしたまま上げ下げするのですが、ちょっと膝に響くような気がして、最近は止めていました。でも、ええい、やらなきゃどうする!とばかりに焦ってやっています。ドラマの録画を見ながらずっと。

 触った感じでは、早速脂肪も遠慮がちになったか・・・?しっかり朝ご飯とチョコレートを相変わらず食べつつ、果たして衣装が着られるのか。当日が怖いですねぇ。