マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

酷暑中、ポンコツ人間に飲まず食わずは無理

熱中症対策、何を買えば正解だったの?

 この3連休、私が住むエリアは酷暑でした。トンカチ頭痛=三叉神経痛が再発してしまったことを知っているお姉さま方には「あのねえ、出ちゃダメよあなた」と後から怒られましたが、コーラスの練習に出かけちゃったんですよ。行っただけでふーらふら、でした。バカですねー。

 出かける時、支度するとアドレナリンが出るからか、直前のシャワーがムダになるくらい余計な汗をかいちゃいますよね。この日も汗をかきながら忙しく支度をして出かける間際、最近熱中症予防でマイブームの「塩ライチカルピス」を飲もうかな、と一瞬思ったんです。その時、もう喉は乾き気味だったので。

 でも、バスまで時間もないので「持ち歩き用ボトルの水を、バスに乗ったら飲めばいいや」と玄関を出ました。

 時間は午後2時。炎天下をバス停まで10分弱歩き、バスは目の前で行ってしまったので、次まで5分ぐらい待ちましたかね・・・日傘をさしていたんですが、モワッとした熱い空気が道路から立ち上がっていました。

 歩いている時はまだマシだったんですが、バス停で立っていたら汗が次々出てきました。「やっぱりクーラーの効いた家にいるばかりだと、暑さへの順化不足があるんだろうな」なんて考えて、額や腕を伝う汗に耐えていました。バスに乗ったら拭こう、と思って。

 徐々に、暑さと自分の汗の量に切迫したものを感じてきたので、次に来たバスは本来行きたかった駅の1駅隣行きでしたが構わず乗り、席に着いてすぐに冷たい水を飲みました。2~3口飲んで汗を拭き、クーラーに当たって「ありがたい~」と思いましたね。

 そこで治まってくれたら良かったんですが・・・バスが駅に着き、電車に乗りかえた時点で「アレ?私少し変かもしれない、気持ち悪いかも」と思い始め・・・到着駅のコンビニに飛び込んで「熱中症対策に良いのって何?」「ウィダーインゼリーとかの方が良いのかな?」と悩んで、結局ソルティライチを買ってゴクゴク飲みました。

 これで大ごとにならずに済みましたが、でも、その日は薄っすら気持ち悪くてフワフワしちゃってましたね・・・3時間ぐらい経ったら、コーラス中に三叉神経痛も「ビリビリ」と来てしまったので、途中で失礼してカルバマゼピンも早めに飲む羽目になりました。でも、それぐらいで済んで本当に良かったです。

 あの時、コンビニで何を買うのが一番正解だったんでしょう?カルピスウォーターと、何だっけ、ボディメンテナンスだったかな、焦ってると色々と目移りして決められない。アレルギーでレモン入りは飲めませんしね。所ジョージさんも飲んでいた補水液でしたっけ、あれってコンビニにはあるのかしら?と頭を過りましたが、それを探すのもまどろっこしくなっちゃってました。

 こうやって慌てないように、いざという時にコレ!という効果的な頼れる物を、あらかじめ探しておかないといけないなと思いました。この時期のお出かけ、少しも気が抜けませんね。・・・あ、塩飴とか熱中症予防のタブレットも良かったのかも。

ハードルが高すぎる検査にまつわるタスク

 さて、水分補給をしたところで・・・そろそろ行きたいと思いつつ、暑すぎて行けないのが自治体の健康診断、そして胆石症のエコー検査です。

 トンカチ頭痛で倒れたのが3月半ば、そして新年度になって少しして到着したのが健康診断のご案内。今年こそ受けたいと思いながら、ここ数年は見送る結果になっています。3つの通院先は私が居住していない別々の自治体の医療機関なので、定期的に採血検査はしているのに、運が悪いですよね。

 平日の朝には今日こそは、今日こそは、今日こそは・・・と思うのですけれど、「朝起きて具合が悪くなる前にダッシュで何か食べて早く薬飲まないとー!(ゼイゼイ)」という生活をしていると、とてもじゃないけれど「朝食を抜いて、水かお茶だけで健康診断に出かけて行く」というのはハードルが高すぎます。

 自治体の健康診断の担当者や、医療関係者の方々は、簡単に言ってくれますよ。知っているんですかね・・・1食抜いて出歩くことが、どれだけ私のようなポンコツ人間にリスキーか。

 最近は、食事を抜く以前に、空腹を感じる前にいきなり脳の(?)エネルギー不足で体調が悪化して「倒れる」まで行くので困ります。

 これまでは「空腹を感じる➡ガマンする➡具合悪くなる」だったのに。今はいきなり「(実はお腹が空いてきているらしい)➡具合悪くなる」なので、「せめて空腹ぐらい前もって感じさせてよ、食べるから」と思いますよ。

 ましてや、先ほども書いた通り水分補給が命の真夏じゃないですか。水の制限ってヤメテーって思います。

 胆のう結石のエコーのために「水も飲まないで来て」とお医者さんに言われた時には、水が飲めないだけでも詰むのに、水なしでは薬も飲めません。特に抗アレルギー薬も飲めないとなると「知らないから~どうなっても」と内心で思いました。

 抗アレルギー薬無しで歩けば、脚を中心に全身にじんましんが大発生します。喘息にもなってしまうかも。そのリスクは甘受できなかったので、その時は少しだけの水と、抗アレルギー薬だけを飲みました!

 そしたら「ああ、飲んだのね」ぐらいでその時のエコー検査は済みました。なんてこった、先生のテクニックで何とかなるのでしたら「朝から飲まず食わず、水も飲まないで」なんて大変なタスクを患者に課さないでほしかったですよー。

 3月以降は、違和感出現➡一刻も早く三叉神経痛の薬を飲まないと、発作が始まってしまいます。その他の持病レギュラー陣の薬なども飲まないでいれば、バランスが崩れてドミノ倒しのように持病に次々及び、患者の生活は目も当てられなくなります。薬に頼って生きている人間の日常を、本当に分かっているんですかね。

 ・・・ということで、胆石のエコー検査も、同じ医療機関で受けようと思っている自治体の健康診断も、こんなに暑いし、まだ三叉神経痛が不安定なのでまだまだ行けそうもないです。

 水分不足になれば目の奥が萎み、瞼の痙攣が始まります。それでも飲まず食わずだと一発で倒れますからね。

 その前に、そろそろ甲状腺の専門病院へも遠方だけど朝ごはん抜きで行かねばなりません。採血されたら速攻で食事しますが、食べるまでに倒れないことを祈るばかりです・・・そんなに切迫して食べてるって、笑っちゃいますねー。