マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

コロナ、ほぼ1か月経過しました

1週間で回復しちゃう人がいる一方で😅

 今さらですが、スマホは便利ですね。布団の中に寝転がっていても、スマホがあればある程度の情報を得られますし、ドラマも見られます。

 元日に発症したコロナで、未だ何か行動すると(例えば、ベランダの放置したプランターからワサワサ育ってしまった春菊を収穫してきたりすると)倦怠感がどっと襲って動けなくなる私には、ある意味社会への窓。本当に便利な道具です。

 ある日、X(旧ツイッターですね)でフォローさせていただいてる方々の中に、今月半ばになってコロナになった方がいて、あ~この方もか!と親近感を覚え、ポストを毎日のように拝見していました。

 その方は、発症初日に吹き曝しの寒さの中で仕事があって、帰途に急激な寒気を覚えて発熱、翌2日目に何件か断られた末に受診できたクリニックでコロナ宣告。その後、詳細な闘病記を律義に毎日ポストされていたのでしたが、1週間でほぼ回復されて仕事復帰したとのご様子で、呆気にとられました。

 1週間って、そんなに早く?!ご無理はいけませんよ・・・💦

 ただ、コロナなのにあんなにも詳細な闘病記を毎日のように投稿できるなんて。いかに病床で便利なスマホがあったにせよ、よくそんな気力体力があったものだと感心しました。

 そもそも地がエネルギッシュな方なのか、それともワクチン接種の効果なのか・・・現在のオミクロン変異株だと、元気な若者は鼻水が出る程度で済むそうな。それでどんどん行動しちゃうからオジサンオバサン世代はうつされて難儀すると主治医が言っていました。

 私は、最初の1週間なんて「このまま死ぬのかな」との考えが薄っすら浮かんで消えなかった頃で、便利なスマホがあっても何かを発信できたのは「コロナでしばらく休みます」という短いお知らせメールを1通、合唱団の団長さんに送れただけでした。

 しんどすぎて飲食もままならず、どうにもならない期間で、どこかに入院させてほしいと本当は思っていたんですよね・・・処方されたコロナ用の抗ウイルス薬ラゲブリオ他を飲んで、目が覚めたら飲むゼリーを口に入れて、とにかく昏々と眠り続けた期間でした。

 ただ、いくらでも眠れたのは本当に助かりました。その間に薬の力を借りて、ポンコツの私の体が一生懸命コロナ相手に戦っていたのでしょうね。

 その最初の1週間は、ずっと頭はボーっとしていて、とてもブログなど文章がまとめられるような状態ではありませんでしたが、ボーっとしていたせいか1週間が速く過ぎたように思えて、気が付いたら、あれもうお正月終わってる?みたいな感じでした。

 姉にLINEでSOSを出せたのも、ちょうど1週間を過ぎていた頃だと思います。まだ全然食欲が湧かずに、でも姉から送られた良いお肉は家族が喜び、私も「美味しい」と感じて食べることは出来ました。そこ辺りで「もう死ぬことは無さそう」と思いました。

ドンとこい倦怠感!

 もう元日に発症してから今日で30日。正直、まだあまり食欲はありません。無理やりにでも、まあまあ食べられるようになっていますが、美味しく食べられているかというと疑問だし、食べた後にちょっと変な感じ・・・胃腸の働きがまだ戻っていないのかなと思います。

 それと、喉がイガイガ痛み、痰が絡みます。喘息はまあまあ。寒いですから、やはり明け方に咳は出ますね。歌は音程がフラフラ定まらず、まともに歌えません。合唱団復帰はいつになることか。

 倦怠感はしつこくあります。食べた後、薬を飲んだ後、行動した後にドッときてます。でもしばらく横になれば、また動けるようになります。

 ネットで読んだところによると、私のようにラゲブリオなどの抗ウイルス薬でコロナを治すと、倦怠感が後から発現するケースがまま見られるみたいですね。でも、ラゲブリオを飲まないではマジで死んでたかもしれない身としては、少々の倦怠感は仕方ない!ドンとこい!という気になっています。

 この1か月はネットスーパー(救世主でしたね)に頼りっぱなしでしたが、今日は、コロナになってから初めて、近所のスーパーへ歩いて行ってきました。

 このスーパーに最後に行ったのは12/30のこと。えっちらおっちらお正月の買い出しの大荷物を抱えての帰り道に、「コロナになった」と家族から報せが来て、ああ万事休すだと天を仰いだのでした。

 その時パッと走馬灯じゃないけどアレコレ頭を過った通り、この1カ月(死にはしませんでしたしラッキーなこともありましたが)やっぱりのまあまあ酷いコースを辿ってしまいました。

 元々がポンコツで、ワクチンもドクターストップで接種できなかった私が、コロナに感染したらどうなるか。主治医も心配していた通り、火を見るよりも明らかでしたからね。

 1か月前のあの日はたくさんの買い物をしていましたが、年越しそばも食べられず、おせち料理を捨てることになるなんて思いもしませんでした。大食い夫婦なのに、結婚以来、空前絶後の出来事です。

 その日に先にコロナを発症した家族は、しばらく前から普通に毎日を送っています。彼なりの努力もあるものの、その回復力はめざましく、正直羨ましいです。

 今日、1カ月ぶりのスーパーへの道のりは遠く、自分でもこんなに覚束ない歩き方をしているなんて困ったなと思いました。

 最近は、ラジオ体操の第一と第二を毎日、他にも室内でできる運動はしていたつもりでしたが、体力の低下は否めませんで・・・でも家族とスーパーで合流したので、安心。ふたりでのんびり歩いて帰ってきました。

 帰宅してシャワーに入ったら、もう体力が持たずにバッタリして晩ご飯は作れないだろうと思い、握り寿司と鉄火巻きのパックを買ってきたのは大正解。その後、お寿司パワーでムクムクと復活でき、こうやってブログも書けていますが、まだもうちょっと倦怠感は付いて回るんでしょうね。

 体力作りも、近所の散歩からでしょうか。毎日、目の前の中学校のまわりをグルっと2周歩くだけでも良さそうじゃない?と家族は言います。私としては、もう少し足を延ばして地元の神社にはお参りに行きたいところですが・・・膝の関係で、5000歩以内に収めないといけないので欲張りはいけませんね。

 遅ればせながら、2月からは今年の計画も色々と軌道に乗せたいです。節分👹で豆を撒き、気分も一新!といきたいですね。福は~内!