マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

悲しい春

プラハの春」を思い出します

 ウクライナにロシア軍が侵攻するという、21世紀の平和日本に住んでいると俄かには信じられない事態が出来しました。

 結局、ウクライナは西側に見殺しにされたような・・・中立に留まれるのか、それともロシアに実質支配されるところまで行くのか(プーチンは自分の欲求が叶うまで止まらない考え方の持ち主に見えますが)、歯がゆい思いで報道を見ています。

 さっきから「ロシア」と書くたびに「ソ連」と書きそうになります。それほどロシアが現在やっていることは旧ソ連と同じように他国への尊重の無い、剝き出しの暴力に見えます。

 ちょっと中身は違いますけれど軍事侵攻ということで、1968年にチェコスロバキアで起きた民主化への動きを、ソ連と東欧が軍を投入して潰した「プラハの春」を、やはり思い出します。短期的には制圧できても、長期的に考えればロシアから他国は離れていくだけ、危険視されるだけでは。旧ソ連のような求心力は、今や望めないと思いますけれどね・・・。

 プーチンは、20世紀の夢の中にまだ生きているのでしょうか。

 ロシアは隣国。プーチンがロシアのリーダーでいる限り、北方領土が帰らないことは今回はっきりしたような気がします。むしろ、今回のロシアの理屈で行くと「返せ返せとずっと日本から脅迫を受けていたから」と北海道あたりを占拠しようとしてくるのも冗談ではない気がしてきました。

春の風物詩「花粉」が来襲

 ここから自分の日常について書こうとしているんですが、どうもおちゃらけて見えてしまいますよ。戦火が広がっていこうとするウクライナと、平和ボケ日本の私との何たる差。この何気ない日常が、ウクライナの人たちから奪われてしまったんですね。

 ウクライナ情勢が気になりながら昨夜就寝して、今朝は咳とくしゃみで目覚めました。ニュースを見て状況がどう進展したのか確認をしたいところでしたが、「うがい+鼻うがい」を済ませないことには、行動もままなりません。

 とうとう、この花粉症の季節が本格的にやってきたか・・・先週からボチボチ感じてはいたものの、がっかりです。

 ウクライナの人たちは花粉の来襲どころではない、本物の軍隊が襲ってきているわけで、花粉ごときでガッカリだとか文句を言っていられるのは幸せなことです。

 でも、私に何ができるわけでもないのも事実。とにかく自分のために花粉症対策をやることにして、鼻うがいでさっぱりしたところでフルナーゼ。主治医に出してもらったステロイドの鼻に噴霧するスプレー剤ですが、流石にぱっと症状が楽になりました。

 そして、私の場合はココナッツオイルを綿棒で塗ります(奥までは怖いので塗りませんが)。ワセリンを鼻の穴の中に塗って花粉症対策にする話を最初テレビで見た時には「え~!」と抵抗があったのでしたが、今やワセリン代わりのココナッツオイル無しでは外出もできないです。きっと、コロナ予防にもいいでしょうし。

 ワセリンの他、アズノールという軟膏を鼻に塗って花粉症シーズンをやり過ごす人もいるとの話を前に聞いたのですけれど、どうなんでしょうね・・・?亜鉛華軟膏を塗ったら、鼻の穴が真っ白(!)になってしまって見た目があんまりなので止めましたが、アズノールは透明らしく、いつかトライしてみたい気もしないではないです。

 それから大事なのは目薬(私はいつもザジテン)ですが、毎度お世話になっているのに買いそびれたのは大失敗でした。今日のところは普通の目薬で何とかしのぎましたが、明日はザジテンか何か花粉症用の目薬を買いに外出せねばならないようです。

 本来なら、主治医に診てもらって出してもらえばザジテンは保険がきくんでしょうけれど。やっぱり今は、クリニックに行くのはどうも足が遠のきます。フルナーゼが切れたら行こうかな・・・でも、フルナーゼも最近は近くのドラッグストアで買えますし。

 明日も温かそうで、花粉が多く飛びそうです。飛んでくるのが花粉じゃなくてミサイルだったらと考えると・・・ロシアが撤退し、ウクライナの戦火がウクライナの人たちに良い形で集結してほしい、そう祈りたいです。