マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

体重減:気づけば5㎏マイナス

理学療法士さんが教えてくれた

 あまり測定してこなかった体重。若い頃からの「おばさん体型」の持ち主ですから、体重計に乗っても何か喜ばしいことがあるわけでもなく、むしろ乗るたびに必ず増えているので、これまで積極的に測る気もありませんでした。

 しかしです。久々に測ってみましたところ・・・2年前に比べて5kgも減っていましたよ。ひゃー♫ 人生最重量の体重から比べると、7㎏ぐらいは減った計算になるのでしょうか?信じられません。

 もう名前も忘れてしまった理学療法士さん・・・ありがとうございます。「体が変わるのを必ず実感できるから、気長にやってみて」と悩める私に教えてくれた彼女。本当に減りましたよ。嘘じゃなかった。素直にやってみるもんです。

 更年期もたけなわ。むくんだ体は何をやっても水を飲んだだけでも体重が増え続けていくようで、困っていました。甲状腺疾患もありますから、ほぼほぼ諦めの境地で。

 そんな状態の3年前、膝を怪我してしまった私は、医師に「膝に負担をかけないように、少し体重を減らしてください」と言われたのでした。

 (そんなことができるなら始めからやってる!)と、これまでの人生で何回も取り組んできたのに結局できなかったダイエットという無理難題を、簡単に「やれ」と言われたようで、困りましたね・・・。

 こちら(↓)でその時の膝治療については書いています。

toyamona.hatenadiary.jp

リハビリ中に相談、勧められたのは

 膝の治療でたぶん半年ほど通ったそのクリニックでは、保険適用の人工関節ではなく、血小板を培養してフリーズドライにしたものを、ケガで損傷した膝の軟骨に注入する自費治療を受けたのでしたが、理学療法士さんがマッサージというか脚を中心にストレッチをしてくれる時間が30分ありました。

 若い女の方で、親しみやすくてホッとしました。

 そのストレッチ中に「お医者さんに体重を減らすように言われてしまったけれど、膝をケガしているからジョギングもできないし、どうすればいいのか・・・食事には気をつけてきたつもりでも、全然体重って減らないですよね」みたいなことを愚痴交じりにお話ししたのです。

 何かスポーツをされているのか、選手のように引き締まった体型のカッコイイ理学療法士さんがその時教えてくれたのは、「朝ごはんを抜いてみてください」ということでした。

 朝食抜きでも、水分とヨーグルト、フルーツはOKとのことで「意外に慣れちゃいますよ。このクリニックでも朝ごはん抜きにチャレンジしているスタッフは本当に多いんですよ」とのことでした。

朝食抜きで、体重増加がストップ

 長年「朝ご飯はしっかり食べて、夕ご飯は軽いほうが体に良い」との刷り込みが私の頭にはありました。あのタモリさんも、朝から豪勢に食べて夕ご飯は食べないと聞いたこともあったし、以前のお隣さんは往年の舞台女優さんで、スレンダー体型を保つために「お昼の後は飲まず食わず」と聞いていました。

 (晩ご飯を抜くなんて、絶対できない、絶対無理だ)と食いしん坊の私は固く思ったのでしたが・・・ですから、理学療法士さんのお話を聞いたときには、(え?晩じゃなくて朝ご飯を抜くの?)と、少々面食らったのでした。

 でも、考えてみれば「体に良い」方法を選んだら、体重を減らすことなんかできないのかも???私が考えていたことはメチャクチャですが、とにかくやってみることにしたのでした。

 そして、最初の半年ぐらいは体重に変化なし。でも、それがすごいと思いました。

 だって、それまでは増え続ける体重に打つ手なし、だったんですから。衣替えのたびに着られなくなっていく服が増え、(このままMAX体重は一生更新し続けていくんだろうな😢どこまで重くなるのやら)と諦めていたのに・・・。

 体重増加がストップした、というのが何より嬉しかったです。

 それからは体重をあえて測ることも無かったのですが、いつの間にか減少に転じたんでしょう。2年ぐらいたったわけですが、穿けなかったズボンが余裕を持って穿けるようになり、動きやすくなり・・・不健康な部分が体から減ったのか、色々と楽になっていました。

何も食べないわけではない

 朝抜き生活にも、確かに慣れました。何も口に入れないわけではありませんし。

 朝は、ヨーグルトにレーズンやプルーン、バナナを入れて食べ、たっぷりのお湯をカップ2杯は飲んでいます。牛乳を飲むことも多いですが、冬は「牛乳のお湯割り」状態にして、大きめなカップで。私の場合は、こうするとお腹がゴロゴロせずに済みます。甘くないココアパウダーや粉末の青汁をお湯割りミルクに入れて飲むこともあります。

 そうして昼になってようやく、普通に炭水化物入りの食事を摂ります。オートミールや目玉焼きなど、なぜか朝ご飯風ランチになることが多いです。きっと、朝ご飯を我慢しているからでしょう。

 これも、流行りのファスティングの一種なんでしょうか。夕食後の「16時間食事抜き」なんて聞きますよね。私の場合もほぼ16時間程度、抜いていることになるのかもしれません。

toyokeizai.net

 関連する記事があったので読んでみましたが・・・良いことばかりが書いてあるわけではなかったです。筋肉が減るなら怖いですね。体重の変化があまりないことが書いてありましたが、記事中のトライアルは、自分の経験に照らしても短かすぎる感じがしました。

 やはりタモリさんの食生活の方が健康には良さそうですが、晩ご飯抜きはちょっと耐えられそうにないので💦、たんぱく質摂取に気をつけつつ、私は朝抜き生活を続けるつもりです。

スイーツの週末縛り

 食生活に関しては、半年ぐらい前から「甘いものは週末だけ」というのも始めました。これまで野放図に食べたいだけアイスクリームも夫婦揃って食べてきましたが、これには夫も参加して(参加させて?)続けています。

 高脂血症も何とかしたいし、50代半ば過ぎにもなって健康に気を付けなくちゃということで取り組み始めたのでしたが、きっとスイーツ週末縛りも体重減少には良いはず。夫のベルトも緩み始めましたから。それに、逆説的ですが毎週末に楽しみができて、スイーツのありがたみも増した気がします。

 金曜日の夜になると、翌日に食べるジンジャーバナナケーキをいそいそと焼いています。それでも週末のたった2日間ですから、たっぷり食べているつもりでも、そんなにはたくさん食べられていない感じがしています。

運動もプラスした

 朝抜きダイエットを教えてもらった膝治療クリニックの理学療法士さんには、脚全体の筋肉がカチコチでむくんでいることを指摘され、「できれば定期的にマッサージしてもらった方が」と言われました。

 が、マッサージ師の方に大根足をお世話いただくのは抵抗があり過ぎて、自分でフォームローラーを買って脚全体をゴロゴロするようになりました。最初は痛くて痛くて、でも、段々と痛気持ちよくなりました。

 この(↑)フォームローラーは、人気ユーチューバーの竹脇まりなさんが使っていたのを初めて見たのでしたが、これは家族で取り合いになっていまして、買って良かったです。また、竹脇さんご指導の「足パカ運動」は、何と言っても「寝転がったままできる」のでケガした膝に負担もなく、これも続いています。

www.youtube.com

 クリニックの理学療法士さんに教えてもらった運動は実は最近お留守になっているのですが、この足パカはきっと効いているでしょう。

 おまけに、頸椎専門カイロプラクティックで教えてもらったストレートネック改善のリハビリ(首の下に1.5Lサイダーのペットボトルを置いて、30分寝る)をしながら、毎晩足パカ運動をするようにしています! まさに一石二鳥、サボる日もありますが💦

個人差はありますよね・・・

 5kgとはいえ、増加し続けていた体重が減ったここ最近。現在は既に痩せすぎのお嬢さんたちまでさらに痩せようとしている風潮も強くあって、それには反対を唱えたいですが、不健康に太っていた身としては、体重減はやっぱりうれしいです。

 また、私は元々がぽっちゃり主婦体型。確かに体の厚みはある程度は薄くなりましたが、だからと言って私がやった朝抜きダイエット法が万人に効くわけもなく、個人差はあるでしょう。特に元から痩せている人だと同じことをやっても効果があるかどうか?わかりません。

 それに、私の高脂血症は体重が減っても相変わらずなんですよね。何をやっても頑として数値が動かないのは、親譲りのようです。家族性高脂血症などと呼ぶらしいですね。(家族性高コレステロール血症 - 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)

 もう少し、朝抜きダイエットで体重と共にコレステロール値も下がってくれないかと期待していましたが・・・残念ながら、薬物治療じゃないとダメなのかもしれません。次の受診日に、また相談します。