マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました。セカンドライフ、移住します。

インバウンド客溢れる駅にビックリ😲花粉漂う河口湖に行ってきました✨

オーバーツーリズム極まる

 一昨日はまあまあ暖かい日でしたよね。その日、山梨県の河口湖に行ってきました。合唱団の合宿だったのですがそれだけじゃもったいなくて、午後1時の集合までに、湖にほど近い冨士御室浅間神社にひとりでお参りに行きました。富士山最古のお宮だそうで、ずっと行きたかったんですよ。

 高速バスで早めの9:40頃に河口湖駅に到着したのでしたが、バスを降りて、まあ、あまりの観光客の多さにまずビックリ。ほぼ毎年来ているはずだけど、こんなに多かったっけ・・・😅という数のインバウンド客がわ~っと駅周辺にミツバチのように集まっていて、駅前のロータリーの歩道は人がどこにどう並んでいるのかも分からない程。まさにオーバーツーリズムの現場でしたね。

 周遊バスの1日乗車券を買いたかったのですが、人が多すぎて、一体どこに行けばいいのやら。案内も何も人人人で読めた物じゃなく、キョロキョロして、ようやくスタッフらしき人がいたのでバスのチケット売り場を聞きました。そしたら、「Here!」と一方向を指さしながらの返事が。どうやら私は外国人と思われたみたいです・・・😅いえ、冗談です。多分、多くの外国人をさばいていて、いきなりの日本語だったから切り替えられなかったのでしょうね。

 チケット売り場も長蛇の列でしたが、並んでいる外国人たちにはスタッフが事前に話しかけ、必要に応じて割り振るフィルターの役割をテキパキ担っていたので(全然関係ない所に並んでいる人も割といた模様)、おお有能!と眺めていたら、列は割とずんずん進みました。これ、窓口を含め、駅スタッフのスキルはものすごく上がってるでしょうね。

 ということで、ようやくチケットをゲット。人混みをかき分け進み、狙いのグリーンラインのバス乗り場に並びたいのだけれど・・・列の存在は分かるけど、最後尾はどこ?状態。しばらく探してもどうなってるの?というぐらい、本当に人が多すぎです。

 諦めて、いいや神社ぐらいまでなら歩こう!途中で乗れたらバスにも乗ろう!とポンコツ虚弱体質の私が決心するぐらい、とにかく駅周りの混雑が激しかったので駅から離れました。

外歩きには花粉症対策で完全防備

 帰りの高速バスを降りる間際に、7~8回連続でクシャミをしている人がいましたが、そうです、花粉症対策は欠かさないようにしないと私も後で泣きを見ることが分かっていたので、歩き始める前に農作業用に買った透明なカバーをメガネの上から装着。帽子もかぶり、マスクもして歩きました。ちょっと異様な見てくれだったかなと思いますが、このカバーをしている間はとても快適でした。

 例の、富士山が載っかって見えるローソンは、曇って大して富士山が見えないのに、スマホを構えて写メを撮る外国客がたくさんいました。歩き始めて30分、快調に歩きに歩いていたつもりが、どうも地図と合わないなと思って人に聞いたら、全然間違ったところを歩いていてガッツリ戻ることになりました。

 またも、方向音痴を発揮してしまった・・・💦実は、家にスマホを忘れ、グーグルマップが使えなくて・・・「ああ、やっぱり取りに戻ればよかった」と、何度も後悔しました。余計な花粉を浴びてしまいました。

 それから、「来たらバスに乗ろう!」なんて思ってるとですね、結局タイミングが合わなくてバスを見送ることになるんですよね。あとちょっとでバス停、という場所で、止まらずにブワーッと行ってしまうバスを見送った時の虚しさ。まあ、過ぎたものはしょうがないのですけどね。

 通りかかったバス停で時刻表を確認していたら、大きな荷物をゴロゴロと引いた女の子に通りの向こう側から話しかけられました。「どこに行きたいの?」と聞いたら駅だと。それで、「どちら側のバス停で待っていたらいいのかが分からない」というので、「そちらで良いんだよ」と答えたら、手を合わせて拝まれてしまいました。

 今回も、そんな感じでよく道などを外国客に聞かれ、久しぶりに英語をちょっと話しました。いつも思うのですが、この場所をよく知らない、来たばかりの方向音痴の私に、なぜ人は道を聞くんでしょうね。本当に不思議です。旅先の駅で降りた直後に聞かれたこともありますが、可哀そうな話ですよ。間違って教えてたら本当に気の毒です。真面目に教えたつもりですが、私に聞かずに他の人に聞いた方がいいですよ(ここで書いても仕方ないですね)。

神社からの帰りも歩き?

 さて、歩くと風景を満喫できるしカロリー消化もできるんだから良いのですけど、合唱団の練習前にエネルギーを使い果たさないよう、用心しなきゃいけません。もちろん、日帰りだからその分の体力も残しておかないと。だから、タクシーを見かけたら乗るという選択肢も最終的にはアリだよね、と空車のタクシーが結構反対車線にいると気づき、思いました。神社に送った帰りでしょうか。

 気分よく歩き続け、途中で地元の子どもたちにも道を教えてもらいながら、神社に無事到着!お参りをして、お目当ての御守りもいただいて、急ぎ足で鳥居前のバス停へ・・・そしたら、先ほど私が神社に入っていく時に並んでいた観光客がきれいさっぱりいなくなっていたので、1時間に1本のバスが行っちゃったとわかりました。

 どうしよう!また帰りも歩くの?それじゃ何のためにバスの1日券を買ったのやら。お昼も近づき、お腹も空きました。見かけたカフェに寄ると決めて、タイムリミットも近いしそこでタクシーを呼んでもらおうと決めました。

 そこで、おとなしい日本人とにこやかな中国人のスタッフふたりに迎えられ、パンを食べて温かいココアを飲んでまったり。やっぱり河口湖はまだ寒めだったので、ホットで飲んで正解でした。

 駅でもそうでしたが、中国からの観光客が多いのでしょう。先ほどのニコニコ元気に「トースターがあるから使って」と話しかけてきた中国人スタッフが書いたと思われる中国語での注意書きが目について「カフェのトイレだけ使って帰っちゃう人が居るんだ~」とちょっと笑えました。カフェには迷惑な話ですよね。

 でも、外歩きをしていると特にトイレは大切ですものね。カフェのトイレはありがたいでしょう。私は神社でお借りしましたが、問題は駅のトイレ。あれだけ人でごった返しているのだから、掃除の頻度を上げるべきだと思いました。

 それと、トイレットペーパーの日本での捨て方については、外国人が話す説明を録音し、常時流しておいたら良さそう。張り紙の英語の説明文は小さすぎたり、ちょっと変なのがあったりで、あれでは言いたいことが伝わらないかも。Downって書くより、トイレの inside に捨てて流さないから問題になっているのでね、そこを書かないと😅

 さあ、お昼のパンを2つ食べ、ココアを飲みつつ腕時計を見たら、もしかしたらバスが来る時間がもうすぐなんじゃない?と気づきました。慌ててカフェを出て、バス停まで歩いて振り返ったら、本当にバスが来ました!まさかのドンピシャ。

 やっぱりの混雑でしたが、すぐに目の前の席が空き、座ることができました。また、乗り換えのバス停でグリーンラインから降りたら、次の目的のレッドラインのバスが割とすぐに姿を見せ、こちらも座れたので「これは神社へのお参りの効き目かしら」と心中で大喜びでした。

 しかし、幸運もここまで。バス停で降りて、合宿会場へと向かって歩き始めたのでしたが、スマホ無し・・・まったく目的地の場所が分かりません。何回か行っているから大丈夫、との目論見は大いにハズレて、畑(田んぼ?)の中をぐるぐる歩くことに。

 ようやく人がいて、行先を告げたら幸いにも近道を丁寧に教えてくれたのですが、うーん、方向音痴がここでも発揮されてしまい、言われた通りに来たはずなのに・・・💦となりました。立ち止まって、それらしい建物を目を凝らして探したところ、予想よりもずっと先にありました🎵やれやれです😥

 1時に着くつもりでしたが、1時を回っての到着で、もう皆さん着いているかな・・・と焦ったものの、私の前にはまだ3人しか着いていませんでした。高速でバスの事故があったとかで、東京方面からの車が動かない状態に。伊豆からスムーズに来た私は、スマホも忘れてニュースも見ておらず、そんなこととは全く知りませんでした。

 到着して例のメガネの上からしていた透明のカバーを外したところ、しばらくしたら目の表面が強烈に痛くなってきました。たくさんの花粉が飛んでいたのでは。それが後から感じられ、目を洗って目薬をして、しばらくは痛みに耐えました。

 調子に乗ってマスクも外して歌を歌っていましたが、こちらは咳は出ずに済みました。一方、目が痛いのが耐え難かったです。よく言われることですが、目を取り出して、ボールで冷やして洗ってしまいたいほどでした。花粉は見えないけれど、こうやってじわじわ存在を思い知らされますね。

 帰宅のためまた河口湖駅に来たら、まだ多くの外国客が駅前には溢れていました。その人たちの波が、QRコードを開いたスマホを片手に、到着したバスの運転手目がけて押し寄せます。バスが着くたび、それが繰り返されていました。

 バスを待つ私も「このバスは御殿場に行くのか?」とまた聞かれましたが、前述の通り、全然わかりません。それで「あの人に確認した方がいいと思うよ」と運転手を指さしただけで、すごく感謝されてしまったので、本当に困っていたみたいでした。

 私はまた河口湖から三島への帰りの高速バスの中でも、両目を洗うようにじゃぶじゃぶ目薬を差し、顔の花粉がいけないのかもしれないからと顔を拭き取り、あとは痛みにじっと耐えていました。

 こんなにも目薬に感謝するなんて。あのメガネを覆うカバーは、外見を気にせず室内での歌の練習中もずっとしていたら、こんな目に遭わなかったのかもしれませんね・・・でも、その勇気は無かったですけどね。

 翌日、目はまあまあの回復でしたが、歌い過ぎでノドが嗄れ、おとなしく過ごしました。このところイベントの翌日辺りが危なくて、一過性の「持病の癪」で倒れるので、もう本人的にも救急車騒ぎはこりごりです。

 今日も体力温存に努め、体調を整えて大人しく過ごすつもりです。近くの温泉で温まってきます。