マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

のど奥が痒くて!咳は花粉のせいでしょうね

「とうとうこの日がやってきてしまいました!」

 花粉症の皆さん。残念なお知らせですよね・・・「とうとうこの日がやってきてしまいました」と、やるせなく宣言したのはNHK古谷敏郎アナウンサー。2/6のお昼番組「ひるまえほっと」の冒頭でのことでした。

 スギ花粉がとうとう首都圏で飛び始めてるのですね。本格的に花粉症シーズンの到来なんでしょう。

 それでだったのか・・・と私はその前日2/5の不調の原因をやっと理解したのでした。朝からずっと喉の奥がむずむずむずむず痒かったのです。なんとなく炎症があるのかな?と感じるような状態で咳が断続的に出て困り、でも理由が分かりませんでした。

 いつも通り、自分なりに万全に注意していたつもりでした。でも、ステロイドの吸入をしたりホクナリンテープを貼ったり薬を飲んだりオイルで鼻の手入れをしたり、ハチミツ100%のど飴を舐めたり、奥の手の「龍角散ダイレクト」を飲んだりしても、どうも喉奥のムズムズが治まりません。夕方からは合唱団の練習があるというのに!

 痒みのある場所がエヘン虫の発火点となって、一旦咳が出始めると、ある程度咳き込んでからじゃないと止まりません。そして、まとまった咳の後、喉はガラガラヒリヒリ、とてもじゃないけど歌えるような喉ではありませんでした。

 往生際が悪い私は、それでも支度をして幾つかの龍角散ダイレクトをつかみ、ポケットに入れて家を出ました。もちろん外部からの刺激を避けるためにマスク着用。駅へと歩いているうちに、喉が温まってきます・・・喉奥の痒みが、徐々に増してきました。

 駅に着き、ホームで電車を待っている間に咳が出始めてしまったので、そこで私はようやく観念したのです。団長さんにSMSの連絡を入れて、帰宅しました・・・ああホントに残念。

 先日、新聞で見た記事が脳裏によみがえりましたね。

www.asahi.com

 長年、左官職人だったYさん。仕事で罹ったアスベスト疾患により咳込むようになり、メーカーを相手取る民事裁判のために東京高裁に向かう時も、いつものように酷く咳き込み、周囲の白い眼を浴びます。そこを記者が見かけ、話を聞いて記事にした訳ですが、コロナ禍になって以来、電車で降りろと言われたり睨まれたり。咳は肩身狭いですよね💦感染症とは関係なく、うつらない咳なんですけどね。

 そしてこの方は、胸には名札を付け、周囲への説明書きまで用意して乗車していたそうです。「咳が頻繁に出て迷惑をおかけします。アスベスト被害者です。コロナではありません。うつりません」

 気持ち、すんごくわかります。ご時世的に、車内で咳が始まるといたたまれないですからね。私も、咳込んだ時に周囲に分かるように付けようと思い、ネットで探して喘息バッチを買いました。知人の画家さんが描いてくださった「喘息です」と猫がアピールする布バッグもあります。心強いんですよね、あるだけで。咳が出てる最中は説明なんかできませんからね。

 でも、この日はどちらも持っていなくて・・・それで電車に乗るには大いに腰が引け、帰ろうと思ったんです。何より、このまま練習に行っても、歌えずにずっと咳き込んでしまっては、車内と同じように団の皆さんにもご迷惑。帰るしかありません。

 帰宅してシャワーを浴びて、抗アレルギー剤を飲んで。咳が治まってくるとどうして?なんで?と悔しくて。最近はコントロールできていると思っていたのに。なぜこんなことになっているのか、朝から何かダメなものでも飲んだり食べたりしたのだろうかーーとずっと考えていたのでしたが、心当たりが無かったんです。

 翌日のテレビの古谷アナの言葉を聞いて、ようやく納得しました。「花粉だった、それそれ。そうだった~花粉ね!」と、脱力。前日は咳が出る前の午前中、ベランダに出てガーデニング作業もしていたのです。それで花粉を吸いこんでいたんでしょうね、作業中は軽く歌なんか歌っちゃってましたから。それで喉奥が痒くなって咳につながっていたんでしょう😞

 今も、痒いと言うか違和感と言うか、何か喉奥に詰まったような感覚があります。声を出してもかすれます。花粉症のシーズン中、コレが続くんでしょうか💦

血液検査はパーフェクト✨

 先週の金曜日は通院日。甲状腺疾患の専門病院に行って、採血検査がありました。そうしたら!なんと!!先日の胆石症で受診した内科の検査に引き続き、パーフェクトな検査結果が出てきました。ヤッホー🎵

 こんなに良い、何にも引っかかっていない検査結果が出たのは、こちらの専門病院では20年ぶりぐらいでしょうか。もしかしたら、ここに来て以来初めてかも。主治医も目を見張り、「お薬が良く効いてくれましたね」と手応えを感じているよう。ほんとですよね。高脂血症を脱し、肝機能も正常値、甲状腺の方もバッチリの数値でした。

 絶対治らないものと決めてかかっていた高脂血症に効いてくれたのは・・・ええと、まだ新顔なので名前がなかなか憶えられないのですが、ロスバスタチン 2.5㎎ でした。これを毎日1粒飲むだけで、LDLコレステロール値は100以上も下がって128mg/dL になりました。すごい。これまでにない下がり方です。

 胆石発作が怖くて油抜き生活を実行しているのも、数値を下げるには良いんでしょう。しかし、ロスバスタチンを飲むのを止めたら、また数値は跳ね上がるんでしょうか? それは困りますね。

 もしかして、また一生飲まなくちゃいけない第3の薬との出会いだったのでしょうか・・・アレグラにチラーヂン錠だけで十分だったんですけどね?