マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

腸内細菌、3歳までに決まるって絶望じゃないですか

NHKあさイチで腸内細菌特集

 寒くなってきましたね。ベランダガーデニングのイチゴ苗も、か細かった当初の葉っぱとは違い、茎の太いずんぐりした葉っぱが出てきました。寒さに対応して生やす葉の仕様がガラッと変わるなんてすごいなぁ、やるなあイチゴ、と思います。

 人間の方も、暖かい布団を出したり、湯たんぽ(レンジでチンするタイプ)を出したり、カーディガンを出したりと徐々に秋冬にアジャストしています。朝、牛乳を飲むときにも、今はお湯割りして飲んでいますよ。

 お腹に優しい感じがして、「ミルクのお湯割り」は好きなんですよね。普通にホットミルクにするよりも、時々入れるハチミツも溶けやすいし飲みやすい。経済的ですし💦先日お腹カチンコチンを経験している身としては、多少なりともお腹を労わっているつもりです。

 そんな感じでお腹関係には敏感になっていたのですが、NHKあさイチの「増やそう!育てよう!腸内細菌」という特集を見逃していました。いま、私が見たほうが良いに決まってる番組じゃないですか。ということで、NHK+でチェックしました。便利な世の中になりました。

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 ご出演の先生が冒頭から「多様な菌を育てましょう」みたいなことを強調していたので、何か1つ、例えば前回書いた「酪酸菌」を摂りましょう・・・という話ではありませんでした。やっぱり腸内フローラ、お花畑は色々な花が咲き乱れてこそ美しいのですね。

  AIが分析したところ、日本人の腸内細菌パターンは大体5つになるそうで、その5つのパターンのうち2つは健康、そして3つは不健康。そして、日ごろ何を食べているとどのパターンに陥るのか傾向が示されていました。

 ん?どこかで見覚えがあるような・・・前もNHKでやっていませんでしたっけ。まあいいや。繰り返してくれる方が、忘れっぽい私には助かります。

 結論を急いでしまうようですが、結局、健康な2パターンは、洋食・和食に分かれるものの、どちらも食物繊維をたっぷり、そして生きた菌を摂り入れることのできる食材を食べているものでした。王道ですね。

 それで、から揚げに千切りキャベツにごはん味噌汁定食とか、マックのコンボとか、炭水化物+炭水化物のうどん+ごはんとか、ありがちなダメダメパターンに何かを足したり引いたりしてバランスを整える例が示されていました。

 例えば、から揚げ定食にはメカブ、たくあんを加えて、さらに脂質の多いから揚げではなく、鶏肉は焼いて黒酢あんかけ。黒酢あんには野菜もたっぷり。タルタルソースのかかったフィッシュフライサンドのセットだと、コーラとフライドポテトを止めて(!)、代わりに枝豆コーンサラダ、ヨーグルト、野菜スープ、ウーロン茶が加わります。

 なんかセット内容が全然変わっちゃう感じですね・・・💦お昼は手早くパパッときつねうどん、みたいなパターンは全然ダメなんですよねぇ。何か作り置きのお惣菜を用意しておくのがいいみたいです。それと具だくさんの味噌汁を飲むようにすると良いのかな。缶詰と冷凍枝豆があれば、枝豆コーンサラダはすぐにもできそうだし。ここで気落ちしている場合じゃないですね。

 提案されているのも、ちょっと加えてみよう、変えてみようという感じなので、見ていると「よし!やってみよう」と、できる気になります。でも、長続きしないのはナゼなのか・・・人間が安易に流れるからですね(主語が大きすぎました。安易に流れるのは私です💦)。

やっぱり大事なのは食物繊維!の表…豆かん食べたい

 とはいえ、番組で紹介されていた食物繊維の表↑↑↑(「増やそう!育てよう!腸内細菌」 - あさイチ - NHKより)を見ると、私も結構頑張っているなとホッとしました。穀類は、うちは押し麦入りの玄米ご飯。これを万古焼のお鍋で炊いて食べています。すぐ炊けるし、冷めてもおいしいので、うちは炊飯器はどこかにしまってしまいました。捨てちゃったかも。

 キノコ類は元々大好き。キクラゲは特に好き。中華で食べた、キクラゲたっぷりと卵とトマトのニンニク炒めがとっても美味しかったので、真似して良く作ります。ちょっと食物繊維が足りないかと思ってセロリも加えたりしていたけれど、大丈夫そうですね。

 果物のアボカドはアレルギーで食べられないけれど、ブルーベリーはイチゴとともに冷凍で常備するようにしているし、キウイもリンゴもよく食べてます。最近は旬で美味しい柿ばっかりでしたが💦

 野菜の筆頭に挙がっているシソは、ベランダガーデニングで取り組んでいるモノ。昨年はマアマアでしたので、収穫したシソをお塩とごま油に漬けて美味しくいただきました。薬味はもちろん、納豆ご飯にちょっと加えても、サンドイッチに挟んでも美味しいのですが、今年は虫に負けてうまくいかず、あまり採れませんでした。来年こそ、たくさん収穫してたくさん食べますよ!

 豆類では、納豆好きですし、それにきな粉。毎朝、ヨーグルトに投入して食べてますよ✨小豆もいいんですね、あんこときな粉の組み合わせなんて天才的じゃないですか。豆かんを食べたくなってきました。冷えちゃうかな。

 しかし、寒天と言えば、この表に海藻類が挙がっていないのはなぜ?絶対良いはずですよね。提案されていたチョイ足し食材にメカブは入っていましたしね。私の場合は甲状腺疾患で食べちゃダメよと言われている昆布😢や、おにぎりの海苔、味噌汁のワカメだってお勧めの食物繊維だと思っていたのだけれど・・・どうなんでしょう。

 とりあえず、具だくさんの味噌汁、漬物、菌の生きているナチュラルチーズに納豆、ふすま入りのパンはもっと食べようと思いました。ぬか床も、一応冷蔵庫の中で細々とキープしてきたのだし、外に出して積極的に活用せねば、ですね。

実年齢マイナス2歳の腸年齢✨気になったのは常在菌の話

 番組では、腸年齢のセルフチェックのための表があったので、私もやってみました。マイナスポイントは7つ!結構ありました。きょうだいが多くて良かったーと思いましたが、それが腸内細菌の多様性に資するほどとは、意外でした。

 問題はプラスポイント。詳細は割愛させていただきますけれど💦、運動不足+寝不足+抗生物質を幼少期からよく服薬してきた私。・・・あ、でも5つですね。結果、マイナス2歳ということになりました✨✨✨

 そんな風に小躍りして良かった良かったで終われれば良かったのですけれども・・・気になったのが常在菌が3歳までに決まるって話です。それで良い菌を育てるために自然豊かな地方で子育てするとか、そんな話まで番組内では出ていました。

 常在菌が腸内を占めているので、どんなに良い菌を新たに摂取していても、腸内を通過してしまって住み着くことはないんだとか・・・マジですか。じゃあさっきの生きた菌を摂ろうとか、食物繊維の話は?

 もちろんムダではないけれど、毎日バイバイして出て行ってしまうので、それを前提に毎日摂りましょうってことでした。

 私、クリニックの先生を保育園の先生だと誤解していたほど、シャレにならないほど小さい頃から頻繁に発熱してクリニックに通い、抗生物質はバンバンお尻に打たれてきました。2歳で肺炎になって入院して、きっとそこでも抗生物質は浴びるほど投与されましたよね。ミノマイシンのせいで歯は黄色いぐらいだし、3歳までに決まるどころか既に2歳で腸内細菌も絶望的じゃないですか・・・。

 成人してからも、抗生物質抜きでは腹膜炎やらその他の手術は乗り切れなかったでしょうし、不明熱でもホスミシンを長期投与されていましたしね。自前の腸内フローラはとても人様にお見せできるようなものではなさそうです。

 でも、ちょっと興味がありますね。これだけ抗生物質漬けの人生を歩んできた私の腸内フローラは、現在いったいどうなっているんでしょうか。多少は腸活に励んできたつもりなんですけれど、アレルギーマーチの道を歩むのも納得なほど、やっぱりズタボロなんでしょうか。

 番組でも紹介されていたように、今は少しの費用で調べられるとか。いつか調べてみましょうか・・・。