マイナー病気録

思えば病院とは縁の切れなかった人生。こんな感じで向き合ってきました

第6波が来るまでは

コーラスに復活

 新型コロナの患者数の発生が、最近はめっきり抑えられていますよね。

 国内のワクチン接種率も順調に上がり、子どもの接種についても始まるような報道を見ると、ドクターストップでワクチン接種ができない身としては置いてきぼりのような寂しさはありつつも、やっぱり気分的にホッとするところがあります。

 それで・・・みなさんウズウズしていたと思いますけれど、私も、昨春に回転性めまい発作が急激に悪化して以来、お休みせざるを得なかったコーラスにとうとう復活してしまいました。

 1年半ぶりの練習参加は、温かく歓迎していただき、自分自身も長期の引きこもりの間に知らず知らず積もった鬱屈が晴れるような。うれしかったですね。

 実は、「え?コーラス?!」と以前顔を曇らせた主治医には、まだOKをもらっていないのですけれどもね。先日の受診日には、第6波の状況を見たいとおっしゃっていました。

 「だったら、第6波が来る前だったら、歌いに行ってもいいかしら?」と解釈したくなるのが人情ですよ。なんて。先生が絶句するようなことを言ってますよね。

 主治医の先生が私のためを思ってNOを言って下さっていたのは、重々分かっているんです。でも、ずーっと引きこもっているのももう限界。だから、家族にも理解してもらい、自分で決めました。

 何か変だ、この熱はおかしいと思ったら、先生も許可してくださったイベルメクチンを飲みますしね。と言うか、こっそり予防的に2週間ごとに1錠を飲み始めていますから、それが大きな安心材料になっています。

 もちろん、次の受診日で主治医に怒られたらまたお休みします。仕方ない。

 コーラスの団員の中には、コロナを契機に辞めてしまった人たちがたくさんいて、「あの人も、この人も」と名前が挙がるたびに寂しさがありました。仕方ないことですけれど、コロナが落ち着きさえすれば、戻ってくる人たちは多いはず。そろそろ、私のようにウズウズが抑えきれなくなる人も出てくるはずです。

 人数が少なくなってしまった中でも頑張って練習に参加していた団員さんには、薬剤師さんもいました。第5波最高潮の頃には大変だったようで、1年半ぶりにお目にかかったら、少しお痩せになったような気がしました。

 さすがに気を遣って、ソーシャルディスタンスを取っておしゃべりをするんですけれども、マスクの下からも笑顔がはっきり見えるようでした。

 練習は当然歌うのが目的。とはいえ、やっぱりこういう団員同士でのおしゃべりっていいですよね。

 私の回転性めまいが耳の帯状疱疹によるものだったことや、ワクチン接種ができないことなどを伝えたら、「それは大変でしたよね」と心配してくださって。彼女自身も、仕事柄、コーラス参加をしばらく遠慮した時期もあったそうです。

 他の皆さんも、工夫を重ねた合唱用の自作マスクを見せてくれたり、withコロナなりの変化はあるんですけれども、全体的には1年半ぶりとは思えないような感じで戻ることができて、すんなり練習に参加できたのでした。

 もちろん・・・1年半ぶりに団員さんたちと声を揃えて歌う私は、うれしさばかりではなく、新曲ばかり3時間の練習で冷や汗もいっぱいかいたんですけどね。自主練あるのみ、ですね。

 第6波が来ないことを祈りたいです。