昨年秋、フランスや米国などの研究チームは、重い肺炎に陥った約1千人の1割ほどに、ウイルスから体を守るのにかかわる「インターフェロン」という免疫物質を無力にしてしまう自己抗体が見つかった、と発表した。インターフェロンは、新型コロナに感染した初期の頃に体内で増える。田中さん(近畿中央病院の田中敏郎・副院長、免疫内科)は「自己抗体によりインターフェロンが不足し、ウイルスの増殖を抑えきれずに重症化につながった可能性がある」と話す。(新型コロナ)悪玉たんぱく質、重症化の一因か 体守る免疫物質を無力化:朝日新聞デジタル (asahi.com)
この記事にある「免疫物質を無力にする」困った抗体、考えたくないですけれど、私も持ってそうですよね・・・たっぷりありそうです。
なんでも、「感染がきっかけで、自己抗体が自分自身に悪さをする例は以前から知られている」とか。
そうなんですね・・・幼少期の抗生物質の飲み過ぎが悪いのか(かといって、肺炎でそのまま死ぬのもね?)と思ってたんですけれど、感染そのものが悪いのですね。感染だったら、今まで数えきれないぐらい!と胸を張ってどうする・・・。
それで、コロナについても「自己抗体のタイプに応じた治療ができないか」とお考えの米エール大の岩崎明子教授のチームもあるそうなんですが、「実用化にはまだ時間がかかりそうだ」と記事は終わっているんですよね・・・全然間に合わないです。
今、ワクチン接種が本格化しています。大規模接種会場から出てきたご婦人が、「地元ではすごく待つから、ここで接種できてよかった」とホッとしているのを見ると羨ましいです。
マジョリティのみなさんはOKでも、体質マイノリティの場合、ワクチンが打てるかどうかも分からないからなあ・・・。
小さい頃からインフルエンザワクチンも打ててませんし、今回も主治医に「ダメですね、諦めましょう」と言われる公算は高いので、どうしたら自分の身は守れるのでしょう。
こんな風に悩んでいる病気持ちのみなさん、多いのではないでしょうか。基礎疾患アリだから本来は優先接種のはず→でもそもそも打てない、では無力感しかないです。
今のところ、ワクチンダメな人用の積極的コロナ対処法って、公的に何も見えてこないですし。ワクチン接種後に亡くなっている人たちも、すっと因果関係が認められて補償の対象になっているようにも、今のところ見えないですし。むしろ、ワクチンでの死なんて政府は絶対認めないだろうという話も聞きます。
その前に、やはり「ワクチン接種を急いで進めるためには多少の犠牲は仕方ない」と思われちゃってますかね・・・マジョリティしか目に入ってない?
この国の標準的指針に従っていたら、体質マイノリティは生きていけないかも、なんて思っちゃってますよ。
昔、引っ越し先での歯医者を探していた時に、歯科技工所に付設されている歯科診療所がほんの目と鼻の先にあるとわかり、行ってみたんです。これまでのアレルギー歴を説明して、麻酔について質問したら「さあ・・・ダメな人は一握りですから」「その一握りは」「死にますね」とあっさり言われました。
その「一握り」に該当して死ぬ可能性のある人間についてはまったく考えずに治療する方針みたいでがっかりして帰ったことを思い出します。
脱線しましたが今回の、ワクチンの話。じゃあどうする?なんですけど・・・
厚労省が発表している副反応の例を見てみたら、冒頭から「これ私じゃないの?」というような同じ病歴持ちの人たちが苦しんだ結果が並んでいました。
やっぱりダメだ、ワクチンは無理だと思いました。
それで、中国、韓国、台湾の治療例を調査した漢方医の論文(【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)|Web医事新報|日本医事新報社 (jmedj.co.jp))があったので、それに従って、とりあえず漢方(補中益気湯と葛根湯)での予防を始めてみました。
イベルメクチンも、日本で早く使えるようになったらいいのにな・・・とツイッターでの数々の書き込み等を見ると思います。
イベルメクチンに効果がないと語っている医師の方などは, アルゼンチンの「IVERCAR研究」で, 試験群の医療従事者788人の感染率を0%にしたのは, すべてカラギーナン点鼻スプレーの予防効果ということになりますが, それでよろしいですか? 副反応もなく, ワクチンの予防効果より遥かに上になりますが。 https://t.co/y1ygt1cMSG
— fdzaraf (@fdzaraf) May 26, 2021